戯言日記 過去の日記


  2008.12.28 ついに

ついにねんがんのPS2をてにいれたぞ。

PS3ではなくPS2。

私は「任天堂ハード以外は買わない」とかいう謎のポリシーを持っていて、 何本かやりたいソフトあったにも関わらずPS2持ってなかったんだよね。 (どんなゲーマーだ)

今回のこれはクリスマスプレゼントでもらったんだけど、これは近年稀に見る良プレゼント。

「自分では絶対買わないけどもらえたら使うもの」というプレゼントの必要条件を これでもかと満たしまくっている!!

とりあえず中古でドラクエ8を買ってきて始めた。

来年はさらに資格とか取らなきゃいけないのに色々時間が足りなすぎる。





クリスマスが終わり、同期との忘年会も終わり、これで今年のイベントは大体終了。

年々一年が過ぎるのが早くなってるのは歳をとってきた証拠か。






  2008.12.21 忘年会

会社の忘年会があった。

何日か前のに来た会社の忘年会案内メールによると、

「今回の忘年会はバイキング形式にしました。 お酒をあまり飲まれない方にも食べる方で楽しんでいただきたいという配慮です。」

という趣向らしい。

これはうれしい。

お酒なんて特に飲みたくない私にとって、 料理を好きなだけ食べられるというのは楽しみが一つできる。

よし。喰うぞー!!ってことではりきって参加した。

で、当日。ホテルの中ホール。

真ん中に料理と取り皿が置いてある大きなテーブルがあり、それを囲むように 8人掛けの円テーブルが点在しているという会場。

乾杯が済んで、みんな早速真ん中の料理が置いてあるテーブルに群がり始める。

私も取り皿に目に付いた料理を適当に数種類盛り付けていると……。

先輩「お前、自分の食う分だけとってるんか?」

40代の先輩に見咎められる。

一瞬、何を言われているのか分からなかった。

バイキングなんだし、自分の食べる分取るのは普通なんじゃあ……?

が、周りをよく見渡してあることに気がついた。

みんな取り皿に料理を一種類だけ多めに乗せ、 各自のテーブルに持ち帰ってる……!?

つまり、もともとバイキングとして中央のテーブルに置いてある料理を、 さらに各自のテーブルに取り皿で移して、 それをテーブルに座る各人が取って食べるという流れになっているのだ!!

……うぁ。面倒くせぇ。

っていうかこれじゃ、バイキングの意味無くない?

折角バイキングなんだから、みんな他の人の食べる分なんか取ってないで、 自分が食べる分だけキープしてればいいのに。







各人が自由に料理を取れるバイキング形式の中で、 自分のテーブルに座る人のために料理を取っていき、 そこでさらに各人が料理を分け合うという言わば「二重バイキング」のような流れになった理由を考えてみると、 日本人の特質が根底にあることが分かる。

そもそも「バイキング形式」というものは、 (語源は帝国ホテルのレストランの名称から来ているが) 欧州の「個人主義」が生んだ食事形式である。

欧州では栄養のバランスや肥満問題は「自己責任」と捕らえられており、 加えて宗教上の理由から各人が食べられる物に違いが生じていることから、 この「バイキング形式」が発達していたのである。

対して日本は「集団主義」の国である。

良くも悪くも他の人を見ているし、ほうっておけない性格なのだ。

「料理を自由に取れるなら他の人の分も……」と考えるのが一般的である。

「集団主義」の日本人が「個人主義」の産物である バイキング形式を利用している状況だからこそ、 このような「二重バイキング」の流れになってしまっているのだと考えることができる。







……というような最もらしい考察をしつつ。

私一人だけ終始流れ完全無視で自分の分だけ取って食べてた。

これは「個人主義」「集団主義」という言葉以前に、 単に食い意地の問題な気がした。






  2008.12.7 E缶だけは

先週の歯医者で前歯以外にも奥歯に虫歯が見つかり、再度診察。

こっちは重度だったらしく、神経抜かれた(涙)

……今まで全然痛みとかなかったからそんなに酷い虫歯があることに気づかなかったし。

本当歯には気を使った方がいいな。

あと、前回も書いたけど歯の治療ってこんなに簡単だったっけ?

今回は前回より大きな処置だったにも関わらず、麻酔→削る→神経抜く→ついでに 他の歯の健康診断で洗浄してもらう、という内容で病院にいた時間わずか45分。

しかも麻酔のときの注射で少しチクッとする以外全然痛くないし。

小さいころ泣き叫びまくったのは何だったんだ……?

単に麻酔が進歩したのか、今回の医者が上手なのか、昔の医者が下手なのか、 小さいころの私が雰囲気だけで痛いと錯覚してたのか、どれか分からねえ。

それと、痛くないのはいいんだけど、今回の歯医者さん、歯を削りながら 「うわー。これは深いわぁ。うわっ。ひどっ。」とかつぶやくの止めてください。

不安になります。



お土産でE缶もらった!!

E缶だけは最後までとっておくのが定石だけど、ここはすぐに飲んだ。

……なんかスポーツドリンクとハチミツレモンの中間のような味がした。






  2008.12.7 個人情報

前歯が虫歯になったので歯医者に行ってきた。

歯医者なんて10年以上行っていないんだけど、前と比べて技術の進歩っぷりにびっくり。

歯を見て麻酔して削って詰め物するのに30分くらいしかかからなかった。

昔は1時間以上かかった気がする。

……昔は死ぬほど嫌だったから長く感じたとか、 虫歯の程度が単純に重かったから時間かかったとかかもしれないけど。





土日の間の深夜0時。

そろそろ寝ようかというときに、同じ寮に住む同期Nから着信。

晩くになんだと思いながらでると、 明らかにNじゃない声(なんかヤンキーっぽい若い男風)の人だった。

電話の声「もしもし?あんた誰? これだれの携帯か教えてくんない?」

開口一番タメ口。単刀直入。

……これは……?

状況としては、Nが携帯を落として拾った人が誰のものか特定するために 適当に登録されてる番号にかけてきたってパターンか?

どうしようこれ。

その線が濃厚なんで即答してもいいんだけど、電話の声がどう考えてもヤンキーで、 しかも事情の説明なしでいきなり個人情報を聞くっていうのはおかしい。

万が一何かの事件とかだったら大変である。

bane「私はその携帯の持ち主の友人です。 あなたは誰ですか?」

電話の声「俺の名前言ってもわかんねーだろ。 それよりこの携帯誰の?」

怪しすぎる。

bane「携帯をどこかで拾ったということですか? 持ち主の名前は個人情報ですし、答えられないです。 交番とか、こちらから身元が分かる場所に かけなおさせてもらえれば言えるんですけど。」

電話の声「わざわざ交番?……ちょっとまってろ。」

ここから電話のむこうで何人かが話す声。

電話の声「(これ?○○(私の本名)って奴の番号。警察とか面倒なこと言ってやがる)」 (もういいから切れ。切れ。)」

ここで切られた。

怖いって。

落としたNの情報はともかく、私の個人情報までダダ漏れじゃん!!

携帯落とすと登録されてる人の情報全滅かよ。

なんか相手がヤンキーっぽいのと状況説明全くしないのとで不安になってきた。

さすがにNが心配になり、とりあえず寮のNの部屋へ。留守。

外に彼の車は止めてあるが、自転車がない。外出している模様。

……どうしよう。これ。

携帯にかけなおしてみても留守モードになってるし、 彼の実家や友達の番号などは当然知らず、連絡の取りようがない。

さすがにこれだけで警察に相談っていうのも無茶だし。

誰か教えてほしい。こうゆうとき、一体どうすればいいのか。

私のとった行動とは……?







とりあえず寝た。







……まあ、こっちも情報少なすぎだし、 あんまり本気で動いてたいした状況じゃなかったら馬鹿馬鹿しいし。

で、翌朝。10時。

電話は変わらず留守モード。

Nの部屋も昨夜と同じで留守。

買い物の予定があったのでとりあえず行ってきて、 出先で昼過ぎにまた電話しても留守。

15時くらいに寮に戻ってもまだNは帰ってない。折り返しもなし。

……さすがに心配になってきたところで、Nから着信。



……とりあえず電話にNの声が出たので安心した。

N「もしもし?ゴメン。電話出れなかったみたいで…。」

bane「ゴメンじゃねーよ。電話は戻ってきたみたいだな。」

N「……???……何の話?」

オイ。

とりあえず、昨夜の電話の内容を話した。

bane「寮にいないし、ちょっと心配してたんだぜ?」

N「俺が携帯を落とした…? ずっと持ってるけど…いやでも落としたかもしんない。」

bane「おいおい。どーゆうことだよ。」

N「昨日、大学の飲み会に行ってたんだよ。 酔って途中からつぶれてたけど、起きたら携帯は持ってた……。」

なるほど。

bane「じゃあ……。 飲み屋かなんかから撤収するとき、つぶれてる人がいる中でお前の仲間が 忘れ物らしき携帯を見つけて、誰のかわからないしとりあえず持ち主確認するために 適当な登録番号にかけたってこと?」

N「……多分、そうだと思う。」

bane「それなら電話したやつ状況説明しろよ!! ……それでもNの名前は言わなかったけど。っていうか、なんでヤンキーっぽい いきなりタメ口の奴がかけてくるんだよ。」

N「みんな相当酔ってたから、頭が回ってなかったんだと思う。 口が悪くなる奴とかもいるし。とりあえず心配かけたみたいでゴメン。」

……そういえば、電話の相手はなんか酔っ払ってた雰囲気はあったかも。

どちらにしても全く人騒がせな。







今回の件は特になんともないものであったが、 いきなり電話のむこうで知らない相手に本名言われたときにはゾッとした。

むこうはこちらの本名、番号、アドレスが分かるのに、こちらは全く分からない。

これはもしNが何かの事件に巻き込まれていたのだとしたら、 N以外の人にも何らかの危険が及ぶということである。

携帯って、実はかなり危険なものなんじゃ……?








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