恐怖の差し込み技:後編



あらすじ:

遂に発動した白石抹殺計画。

bane、バンダナ、ポリの華麗なるコンビプレーによって、一半荘目白石はノーホーラ ラスという屈辱的な敗北を余儀なくされた。

そして新たに始まる二半荘目。

白石の逆襲の牙が三人を襲う!!


……すみませんまたすぺしゃるネタです。(だからみんな分からないって)

という訳で二半荘目の開始!!

親はポリ、bane、白石、バンダナの順。

配牌を取るとポリが口を開き、

ポリ:「俺ダブが暗刻 だからみんな注意しなっ!!」

とかいって暗刻を見せびらかす。

……チッ。ヤな奴(ボソリ)。

しかしダブ暗刻は本当厄介である。

これは慎重に打たねば。

だがそんな心配をよそに、

ポリ:「ポン!!」

ポリ:「ポン!!」

……白石鳴かせすぎ!!(涙)

いやね、ポンとか仕方ない気もするけどもうちょっと何つーか慎重に っつーかね……。

白石:「あーなんか怖そうだからオリよう……。」

……。

鳴かすだけ鳴かせておいて逃げるなー!!

……まったく無責任な……。

まあしかしこれではぼポリの親満は確定である。 (こいつのことだからのみも十分あり得るけど)

やはりここはオリが正解か……。

対面のバンダナもなんかオリ気配だしな。

とか思っていたら。

  ツモ  ドラ

……あ、テンパった。

は結構危ない牌だが、 -はポリの現物である。

これなら勝負OK!!

baneはを勝負!!(もちろんダマ)

これがなんとか通し!!

よし。これで親を警戒し完全にオリに回っている白石あたりからなんとか -を……

速攻白石切り(笑)。

  ロン  ドラ

平和ドラ3。7700。

白石:「うわ平和でもドラ3だし(涙)。」

ふっ……。鳴かせてオリるなんてやってるからバチがあたったのさ(調子こき)。

親ポリの手牌を見せてもらうと、やっぱり対々テンパイ。

……あ、あぶねー……(汗)。

しかしこれで好スタート成功!!

次の親番でさらにリードひろめちゃる!!

……とか意気込んで東二局。

白石:「リーチ。」

bane「追っ掛けリーチ!!」

早めの白石のリーチにすぐさまbaneが対抗。

ここはどんどん勝負だぜ!!(完全に調子にのってます)

……しかし。

白石:「ツモ!!リーヅモドラドラ。 3900-2000。」

ぐっ……。

痛恨の親っかぶり、リーチ棒奪われでリードが僅差に。

白石:「やったー!!今日初めての和了りだー!!」

……あ、そういえば白石今日全然和了れてなかったんだっけ。

……まあそれなら可哀想だから親っかぶりも許してやろう(偉そう)。

でもやっぱしちょいムカつくから和了り形は載せてやらん(微妙な嫌がらせ)。

……そんなこんなで続く東三。

今まで静かだったこの男が動く!!

バンダナ:「ツモ!!」

  カン  ツモ

この和了りでウラの一枚がなんと!!

リーヅモ赤ウラ3で6000-3000!!

一気にトップへ踊り出る。(つーかお前またウラじゃん)

しかぁししかし!!

直後に負けじとbaneが能力発動!!

  ツモ  ドラ

リーヅモ赤々ドラドラで6000-3000!!(だから待ちがひどいって。)

トップになった直後のバンダナに6000点かぶせてすぐさまトップを奪返。

続く南一局でもリーヅモ平和ドラの1300-2600をキメてトップをまた固めだす。

なんかみんなドラばっかだな(笑)

……と、ここまで緊迫した戦いが続いていたが次の南二局。

その緊張を壊し始める奴等が登場する!!(ってずっと卓にいるけど)

baneの第一打をいきなりポリが大明カン!!

おおっ!東一以来静かだったけどとうとう動きだしたか!?

……ってお前第一打大明カンってなんだよ(笑)

ポリ:「あ、カンして分かったんだけど、 俺少牌してたわ。」


……。


一同:「なんじゃいそりゃ!!」

という訳でポリ、ドラを増やしておいて和了り放棄という意味不明な状態に。

……なんて言うか……まあ何も言わず先へ進もう(笑)。

カンドラチャンスを生かし、早速baneが親リーをかける!!

ポリ:「俺はbaneとコンビ打ちだからな。 baneを助けるためにカンしたのさ」

……いや何を言い出すのかいな。

まあドラ増えればなんでもいいけど(適当)。

しかし。

バンダナ:「ツモ!! ドラドラ。1000-2000。」

うまくまわったバンダナがこれを流す。

ちっ。これを和了ればトップは確定だったのに。

そして南三局。

緊張破壊第二段。

白石:「ポン!!」

白石:「チー!!」

親白石、なにやら序盤から仕掛けに動く。

ポリ:「なんか怪しいな対面」

白石:「いえいえ。のみ デスヨぅ。」

ポリ:「マジで!? ならこの切っちゃえ」

白石:「ロン!!」

      ロン  ドラ



……12000……(笑)。


ポリ:「おいてめー! のみって言ったじゃんか!!」

白石:「だぁかぁらぁ役は のみって言ったんデスヨぅ。」

ポリ:「それを三味って言うんだよ!!」

白石:「 そんなこと言われてもほんとに出るとは思わなかったんデスヨぅ。」

ポリ:「うるせー三味は三味だ!!」

……。

なんか……いいコンビだねぇ君ら(笑)。

……さて(進行進行っと)。

続く一本場は三味にやられた(笑)残り1300点のポリがノーホーラ回避のため タンヤオドラを和了る。

そしてオーラス。

トップbaneで二着はバンダナ。その差約5000点。

二着に7000点差で白石が三着、大きく離れてポリがラスという状況。

二着のバンダナが親なので、彼にとっては絶好の逆転チャンスである。

果たして、勝つのは誰か!?

緊迫の闘牌の12順目、baneがテンパイを入れる。

  ツモ  ドラ

苦しい形になってしまったが、はまだ場に 見えていない。

ここでbaneは思考を巡らせた。

下家の白石の様子。

    

捨て牌はの4枚切り(汗)を含むチャンタ系。

満貫クラスが狙いのためチャンタ南ドラドラかチャンタ南役牌ドラと考えられる。

は場に二枚切られており、baneも一枚使って いる。

つまり白石は、は一枚以下しか持っておらず、 使えても一枚だけということになる。

続いてバンダナ。

    

捨て牌はソウズの混一。

おそらく手牌に役牌暗刻か赤があって5800を狙っているのは間違いない。

もちろんは使えない。

つまり、バンダナと白石はを掴んだら、 ほぼ間違いなくツモ切ることになる(オーラスなのでオリられない)。

問題はポリ。

  

完全に喰いタンで流す体勢(ポリらしいなぁ)。

が 全て切られている以上、を対子以上で持っている可能性 は極めて高い。

うーんどうしよう……。

ポリに持たれると和了れないかも。

まあいいや(結局適当)。

テンパったらリーチじゃい!!

bane:「リーチ!!」

トップ目のリーチに、白石、バンダナは安牌をツモ切る。

チッ。運のいい奴等め(どーしよーやっぱでないかも(涙))。

そしてポリの切り番。





ばし!!






……。

bane:「ロン!!一発とウラで8000!!」

おっしゃぁぁぁぁ!!トップげっとぉぉぉ!!


……。

しかしなぜポリからこの牌が!?

ポリ:「いや、待ち分かったから差し込み。」

それを聞いたバンダナは腑に落ちないらしく、

バンダナ:「なんでトップに差し込むんだよ?」

ポリ:「だって俺もうトップないし さっきbaneとコンビ打ち宣言したし。」

バンダナ:「いや、コンビ打ちって。 意味分からないから。」

ポリ:「でもさぁなんたらかんたら。」

バンダナ:「だからさぁうんぬんかんぬん」

……なんかいつもの様にモメ始めてるし。


……君らもやっぱいいコンビだぜ(キラッ)。


ちなみに白石はドラ単騎ではっていたそうな。

ポリはの対子がやっぱりあったらしい。

……しっかしよくこっちの待ち見抜くよなぁポリ。

まさに恐怖の差し込み技だ(笑)。


総合結果

     一半荘目   二半荘目   計

bane    +53     +67     +120

ポリ    +17     -64     -47

バンダナ  -15     +14     -1

白石    -55     -17     -72


そうゆうわけで、今回は私baneの二連勝 という形で幕を閉じた。

……なんかマジで役を無視してドラに頼りきりだったな……自分。

……赤無しでやったら一体どうなるんだろう……??

まあそのときはそのときか(多分勝てない)。

よし!!次回もがんばって連勝記録作るぞー!!

(そういえば二半荘目はあんまり白石いじめなかったな)。



恐怖の差し込み技::完