秘密道具で分かる人間性格判定










「もしドラえもんの道具を一つだけもらえるとしたら、何をもらいたい?」







誰しも今まで一度は上記のような質問を振られたことはあるだろう。

この質問、「もし宝くじが当たったら何に使う?」と同様に、非常にナンセンスかつ 発展性も何もない本当に他愛無いものなのだが……。

本当はこの質問にどう答えるかによって、その人の人間性の本質を知ることができると いうことが最近自分の中で決定した。



以下、長い年月をかけて私が考察したこの質問に対する回答のパターンと、 その人の人間性を記述する。

これを読む人はページを下にスクロールする前にまず思い出してほしい。

自分が今まで生きてきたなかで、この質問に対しどのような回答をしてきたか。

そして自分がどのような人間であるか自覚してほしい。







(注:この診断は完全にbaneの妄想です。本気にする……人はいないだろうけどよろしくお願いします。)























「やっぱりどこでもドアがいいなぁ。便利だし。」

良くも悪くも一般人。

秘密道具に関しての知識に乏しく、メジャーどころからとりあえず便利な道具を言う。

結構マニアックな道具も知っているが、引かれないために無難にかわす。

以上の2パターンの人がいると考えられるが、共通するのは「無難」。

自らのイメージを落とすことなく、一般的な答えを共有することを望む日本人の典型。

こう答える人は社会に適応でき、ハメをはずすことなくごく一般的な幸せを得られる。

今の平和な日本を支えてきたのはこういう回答をする人だろう。

しかし。

この回答は余りにも一般的すぎて最もつまらない回答とも言える。

もう少し気の利いた回答をして周りを楽しませたり、 「周りとは一味違う自分」を演出して注目されることを選んでもよいのでは?

その一歩が、今の日本に必要なことではないだろうか?





類似回答:タイムマシンで過去に行って宝くじを買ったり未来に行って失敗を回避したい、など。















「タケコプターで空を飛びたい。」

人気者タイプ。

メジャーどころの中でもどこでもドアより実用性に劣り、 逆に夢やロマンを追い求められる道具を選択。

こういう人はもともとの性格の良さと、そのひたむきさから他の人を惹きつける。

明るく壮大な夢を持ち、その夢に一途な人。傍目には天然に映るが、才能のある人。

学校や職場でも、この手の回答をする人の周りにはいつも他の人が集まってくるのではないだろうか?

誰を楽しませようとするのでもなく、自分の性格そのもので他人を楽しませ、自らも 成功する完璧に近いタイプといえよう。

しかし。

「自分ってちょっと天然」みたいなアピールのためにこの回答をした人は話が別。

周りとは上手くやっているつもりでも心では「なにこいつ?」と思われていることが多い。

違いに注意。





類似回答:スモールライトで小さくなっておいしい物をお腹いっぱい食べたい、など。















「四次元ポケットにきまってるじゃん。全部の道具が手に入るし。」

空気が読めないタイプ。

出題者の裏をかいた回答をしたつもりで得意になっているが、 周りにとっては「つまらない」を通り越して「うざい」回答と思われていることに気づかない。

道具を「一つだけ」って言ってるじゃん!!四次元ポケットって言ったんなら 中の道具まではもらえないよ?……という返し技もあるにはあるのだが、大抵の人は それを言うことすら面倒になって適当に流す。

結局は誰にもうざい回答だということを指摘されず、 また周りの空気からうざい回答をしてしまったという事実も読み取れないため、 こういう人は一生周りから一歩引かれることになる。

過去にこの回答をしてしまった人はこの機会に自分のKYさを自覚し、性格を改めることをおすすめする。





類似回答:ドラえもんそのものが欲しい、など。















「もしもボックスで思い通りの世界にする。」

現実に向き合おうとしない妄想癖タイプ。

現状に満足しておらず、しかしそれを打開しようとする行動力がない人。

「こうであったらいいな」という妄想や、酒に逃げるタイプ。

言い方を変えると人畜無害な人間とも表現できるが、周りからはどうしても根暗と思われてしまう。

もしもボックスというメジャーどころからわずかに一歩外れた回答に、 「自分は他人とはちょっと違うんだ」という意思が込められているが、 たいてい誰にも気づかれない。

また、「もしもボックスはパラレルワールドを作り出すだけであり、 現実の世界が変わるわけではない」という設定を知らないことが多いため、 ドラえもんに詳しい奴からそれを指摘されて自らの浅さを露呈されるという悲しい結末になることもある。

こういう人に必要なのは、前述の通り「行動力」である。





類似回答:うつつ枕、など。















「ソノウソホントが最強。」

切れ者タイプ。

かなりのドラえもん熟達者。

パラレルワールドを作り出すだけのもしもボックスという回答を避け、 言ったことを手軽に実現できるソノウソホントと回答する人に抜け目はない。

日常生活でも論理的に行動し、他人との議論では負けることが少ないだろう。

ただ、事前に十分な準備をするタイプであり、それ以上の想定外なことが起きると 対処できなくなる場合がある。(実際は準備したものだけでなんとかなる場合がほとんどだけど)

この回答をする人は弁護士や検事などになることをおすすめする。





類似回答:あらかじめ日記、など。















「グルメテーブルかけで好きなもの食べる。」

現状満足タイプ。

グルメテーブルかけは確かに便利で、あれば確実に役にたつ道具だが、イマイチ派手さに欠ける。

この選択をする人は現状に満足している人であり、劇的に生活を変化させる気がない。

よってすでに幸せなのでドラえもんの道具を必要としないということになる。

ある意味もっともうらやましい人である。

ただ、若干貧乏性な部分を持ち合わせているので、 この回答をしたひとを客観的に見てもあまり幸せそうに見えない場合が多い。





類似回答:ホンヤクコンニャクで色々な人と話がしたい、 落し物カムバックスプレーで物を無くさない、など。















「地球破壊爆弾で………。」

自暴自棄タイプ。

人間どこからでもやり直せる。

例え倒れることがあっても前向きに倒れてほしい。





類似回答:悪魔のパスポートで……、など。















bane「やっぱりこけおどし手投げ弾でしょ?」

見切り発進タイプ。

とりあえずウケそうなことを言ってればいいという考えが安易。

しかも言った道具がマイナーかつ用途微妙なので誰も分からず、グダグダになる場合が多い。

自分が空気読めないのを自覚していて、その上で開き直っているから始末におえない。

こうなるともう末期。回復の見込みはない。





類似回答:荷物運び用荷物、など。















「コンピュータペンシルが欲しい。」

受験生タイプ。

受験が終わってからまた読んでほしい。





類似回答:暗記パンを食いまくる、など。















「映しっぱなしミラーで……げっへっへ。」

エロ人間タイプ。

別のサイトへ行ってほしい。





類似回答:相手ストッパーで……げっへっへ、など。















「お医者さんカバンで病気の人を治してあげるんだ……。」

ナイチンゲールタイプ。

世界から怪我や病気がなくなりますように。





類似回答:レスキューボトルで人名救助を…、など。















いかがだっただろうか?

多少思い当たる節があれば幸いなんだけど……。

今後もさらに細分化された考察をしていきたいと思う。



それはそうと。

後半になるにつれだんだんと書くのに飽きてきたことがお分かりいただけただろうか?

そう。このページそのものが、私の性格の通り「見切り発進」で書き始めたものだったのだ!!

本当に後半グダグダになったし。







注:今回のネタは本当に本気にしないでください。マジで。










おまけ。

誰でもわかる秘密道具解説。




「どこでもドア」……どこでも行ける。

「タイムマシン」……過去、未来にいける。旧型でダサい。

「タケコプター」……空を飛べる。映画ではよく電池切れになる。

「スモールライト」……物を小さくできる。大きくもできる。

「四次元ポケット」……何でも入る。入り口にイメージ検索機能あり。

「ドラえもん」……青い狸。

「もしもボックス」……電話口に言ったパラレルワールドを作り出す。

「うつつ枕」……この枕で寝ると夢が現実になる。

「ソノウソホント」……クチバシを付けて喋ったことが本当になる。

「あらかじめ日記」……日記に書いたことが本当に実現する。

「グルメテーブルかけ」……テーブルかけの上に望んだ料理が出てくる。

「ホンヤクコンニャク」……言語が違っても会話できる。味噌味あり。

「落し物カムバックスプレー」……スプレーしたものを無くしても戻ってくる。

「地球破壊爆弾」……地球を破壊してねずみを駆逐する。

「悪魔のパスポート」……犯罪をしても見せると許される。

「こけおどし手投げ弾」……投げて着弾すると大きな音と光を発するが、殺傷能力はない。

「荷物運び用荷物」……ホテルのボーイに持たせる荷物がなかったときに使う。

「コンピュータペンシル」……難しい問題でも解いてくれる。

「暗記パン」……パンに書いて食べると書いたことを暗記できる。

「映しっぱなしミラー」……ものを映しながらボタンを押すとずっとそれを映し続ける。

「相手ストッパー」……相手の足を動かなくする。

「お医者さんカバン」……大抵の病気を治療できる。

「レスキューボトル」……遭難者の発見、救助を行う。